耐震について
地震大国日本と言われる位、日本は地震が多い国で、世界に起こっている地震の2割がここ日本で起きているのです。
近年の大型地震によって木造建築の代表である、在来軸組工法が耐震に弱いと勘違いしている方は多いのではないでしょうか?
そんなことはありません!倒壊した木造建築のほとんどは、昭和56年の建築基準法の大幅な改正以前に建てられた建物でした。
改正前は下に記したホールダウン金物の取付義務が無かったり、1階部分の壁面に対する開口部のバランスが悪かったり、
耐震補強の基準が低かったりなど、現在の耐震性能に比べると別物と言って良い程施工の仕方が違うのです。
歴史がある在来軸組工法とは反対に、ツーバイフォーなどの輸入新工法は歴史が浅い為、
耐震性能が上がった後に考え出されたので耐震性能が高くて当然なのです。近年の大きな地震を踏まえ年々建築基準法の耐震基準は厳しくなってきています。
ですから木造の在来軸組工法が地震に弱いということはありません。
重兵衛では日本の気候風土に最も適している、在来軸組工法を採用しています。
柱と梁で組上げられた軸組をホールダウン金物をはじめとする耐震金物で強固に緊結しています。
また、新しい耐震基準に対応しているかを、第三者の検査機構であるJIO(日本住宅検査機構)の検査を受け自社判断ではなく、
外部からの検査によって品質・性能を保証しています。
阪神大震災では6,300名を越える犠牲者のうち、約8割の方が建物崩壊により亡くなられました。 倒壊したのは殆どが在来工法の2階建て以下の木造住宅で、しかも1階部分ばかり潰れていました。 主な原因としては、柱が土台から引き抜かれた(約4トンもの、ほぞ抜け力)為といえます。 ところが同じ3階建て木造住宅では、倒壊の被害は殆ど見受けられませんでした。 この結果を分けた要因は、3階建以上の木造住宅の建築には構造計算から義務付けされていたホールダウン 金物の設置が考えられています。このホールダウン金物が柱のほぞ抜けを食い止めたという大きな威力を示したのです。
■ホールダウン金物
基礎にあらかじめ埋込んでおく棒状の金物で、アンカーボルトよりも長い。 ホールダウン金物は1階の床組の水平材(土台)にあけておいた穴に通して、柱の側面にボルトで締めて緊結する。 つまりホールダウン金物は、柱と基礎を緊結するものである。特に3階建住宅などでは水平方向の力がかかる時に 柱が土台から浮き上がる事があるが、ホールダウン金物はこの浮き上がりを防止する効果がある。
それにしても倒壊した建物は、何故柱が土台から引き抜かれてしまったのでしょう? 次のイラストをご覧下さい。地震波を受けた2階建木造住宅のケースです。
基礎・土台・間柱の弱い接合箇所でほぞ抜けを起こす。そこへ遅れてS波という横揺れが到達。
地震発生! まずP波という縦揺れが到達。上下する揺れが建物を押し上げる。
地面がずれてしまい、2階部分の重荷により1階の柱が折れ、倒壊に至る!
さらに、筋違いの量とほぞ抜けの関係モデル
「筋違いが少なかった」
全体的に建物自体の耐震性は弱く、自重を支え切れずに倒壊
「筋違いが多くあった」
筋違いの多様で強化されたが、それが支点になってしまい、さらに柱の引抜き力が増強!1階部分が潰れてしまった。
重兵衛が採用している大壁工法では、壁の補強の為に耐力壁にモエンパネルを使います。 モエンパネルは強靱で、優れた強さを誇っています。その強度は耐力壁材として、在来軸組工法で倍率2,5倍 (1,5㎝×9㎝の筋違いを1とすると)の国土交通大臣の認定を受けています。
基礎は「耐震ベタ基礎」です。建物の荷重を耐圧盤コンクリートの底面面積全体で地盤に伝え、荷重を分散させます。
















